■ この仕事を選んだ理由は?

コメディカルの視点から
医療に貢献
データから読み取る容態

医療の仕事に興味を持ったのは、やはり親が看護師だったのが大きいですね。ただ、私個人は 看護師のような仕事よりも理系寄りの仕事が向いていると感じて、臨床検査技師の道を選びました。
臨床検査技師の仕事は大きく分けて二つに別れており、血液や尿などの検体を調べる検体検査と、 心電図やエコーなど患者さんに直接機械をあてて調べる生理検査があります。私が普段携わっているのは、 検体検査です。検査自体は機械が行うものが多いのですが、数値を見るのは人間の仕事。ひと通りの検査は できるようになり当直もしていますが、まだまだミスをせずに仕事をこなすことに必死です。 今後はもっと出来る業務を増やして、余裕を持って仕事ができるようになりたいと思っています。

■ 日々の業務で
心がけていることは?

常に緊張感を持って
ミスがないよう、
業務に臨む

一日に扱う検体の数は、曜日によって変わりますが、だいたい200検前後ほど。その日に受け付けている 外来の診療科によっても多少前後します。検査して得られるデータは、患者さんの今後の治療方針になる 重要なデータですし、再度提出していただくのが負担になる患者さんもいらっしゃいます。
業務を行う上で気を付けていることは、検体の異常やデータの異常を見逃さないこと、検体の取り違えをしないこと、 機械の操作ミスをしないことなどです。特に、採血する時や検体を別の容器に分ける時に別の患者さんのラベルが 貼ってあるものと間違えてしまうとデータが全く変わって患者さんと合わない治療が行われてしまう可能性が。 一つのミスが患者さんの命に大きく影響してしまう場合もあるので、常に緊張感を持って作業に取り組んでいます。

■ 職場の雰囲気は?

連携の取れた職場
サポートし合い、助け合う

当直では、救急の患者さんの検査を主にします。その時に「この機械はまだ扱えない…」なんてことにならないよう、 まずはひと通りの検査が出来るよう教えてもらいます。なので、自分の担当が終わったら終わっていない同僚を手伝う、 というのが自然になっていますね。私はまだ先輩からフォローしてもらうことが多いのですが、後輩をフォローしていけるようになれたらと思っています。 同期もお互いにサポートしあったり、仲はとても良いです。
今後は認定資格を取ったり、データからもっと患者さんの病態がわかるようになりたいです。 一番最初に検査の値を見るのが臨床検査技師。それを活かして、患者さんのQOLに貢献したいですね。

■ YMGを選んだ理由は?

患者さんと触れ合え
様々な検査を行える

検査センターや健診センターなどの選択肢もある中、病院を選んだのは一つの検査に深く携わるのではなく、 多くの検査に携わることができるから。そのぶん、自分自身の成長も早くなると思います。
また、いま勤務している菊名記念病院の大きさがちょうどいい規模感で、通勤にも便利な立地。一緒に働いているスタッフの顔がわかる、というのも大きな理由でした。

なにより、採血の業務があるので患者さんと関わることがあるのも特徴です。また、採血以外にも、 糖尿病患者さんの血糖測定器説明や、ベッドサイドで行う特殊検査もあります。データだけでしか患者さんに 関われない職場もありますが、実際に触れ合ってお話しすることができると違いますね。病棟の採血も外来の採血もあるので、 コミュニケーションを取りながら仕事をしたい方にはぴったりだと思います。

08:30

出勤・朝礼

出勤後、本日の業務を確認。シフトなどもここで確認します。

09:00

検体データチェック・送信

患者さんの検査結果を確認し、前回や基準と大きく差がないか確認します。差が大きい場合や基準と大きく違う場合、再検査も。

10:30

機器コントロール測定

検査に使用する機器が、正しい数値を返すかチェック。検査値の正確性を保つ、重要な業務です。

15:00

機器メンテナンス、片付け

検査に使う機械は何種類もあり、そのすべてに日々行うメンテナンスがあります。しっかりとメンテナンスし、本日は終業です。

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STAFF INTERVIEW

スタッフインタビュー