■ 普段の業務について
病棟勤務の薬剤師として
よりよい治療を提供していく
主に、入院していらっしゃる患者さん向けの調剤をしています。点滴などの調剤や、調剤した
薬剤をチェックし、病棟の患者さんに配っています。外来の患者さんでも、治療の際に薬が
必要な場合はすぐに調剤することもあります。先輩の中にはチーム医療の中で活躍されている
方もいて、病院全体で薬剤師が幅広い業務に携わっていると感じています。調剤した患者さんの
カルテを見て、検査値が良くなっていると、やっぱり嬉しいですね。
薬局ではなく病院を選んだのは、治療の現場に関われることが大きな理由。様々な職種の仕事ぶりや
患者さんの治療を見ることができ、やりがいも大きいです。患者さんと密接にコミュニケーションを
取れるのも魅力的でした。
■ 日々の業務で
心がけている点は?
わかりやすい言葉で伝え
笑顔と明るさを意識
患者さんに薬をお渡しする時に、薬の効能を説明するのですが、難しい言葉を使わずわかりやすい
言葉に変え、理解してもらえるように心がけています。言葉にすると簡単なのですが、意外と難しいん
ですよね。自分が思っている以上に丁寧に説明しないと、患者さんに伝わらないことも多いです。
傍で見てくれていた先輩からアドバイスをもらうことも。例えば、「吸入薬」は文字では意味が
わかるかもしれませんが、「吸うお薬」のほうが直感的に理解できる、といった具合です。
また、説明の際には笑顔を意識し、声が低いのでワントーンあげて話すようにしています。
患者さんが不安そうにしていたら、なるべく明るく声をかけるようにもしています。
■ 職場の雰囲気は?
風通しがよく
相談しやすい先輩
仕事もプライベートも
充実
なにか悩んでいるとすぐに声をかけてくれる薬剤師の先輩が多くて、精神的にとても助かっています。
こちらからも相談しやすく、一緒に食事をしながら話を聞いてくれると、悩みが解消されてとっても
リフレッシュ。一つの業務だけではなく、様々な業務をこなすので、誰かにすぐ話しかけられる風通しの
良い環境と、その環境を作ってくれている先輩たちに感謝しています。
同期の薬剤師はとても仲が良く、プライベートで遊ぶことも多いです。連休には伊豆の保養所まで
女子三人旅をしてきました。同じ悩みを抱えている仲間だからこそ、話せることもあります。
お互いに支え合って、患者さんからもドクターからも頼られる薬剤師になれればと思っています。
■ YMGを選んだ理由は?
様々な症例を見ることで
成長していくことが可能
急性期の病院だけでなく、リハビリや認知症を専門とした病院もあるのが、YMGの特徴。異動の希望も
出せるので、ここでなら様々な症例の患者さんと関わることができると考えたのが大きな理由でした。
また、私がいる菊名記念病院の病床数は200床ほどで、患者さんとその治療経過を見るにはちょうどいい規模。
なんといっても、横浜メディカルグループの薬剤部が合同で歓迎会を開いてくれたり、
情報交換の機会を設けてくれるのが嬉しいですね。
この仕事に向いているのは、一点に集中するのではなく全体を見ることができる人。一つの業務だけでなく、
幅広い業務に関わることができます。「色々な業務をしてみたい!」という人には特におすすめです。
- 09:00
混合調製
注射に使う注射薬を、患者さんに合わせて混ぜ合わせます。注射薬は患者さんの血管に投与する薬。クリーンルーム内で厳重な衛生管理のもと、丁寧に混ぜ合わせていきます。
- 10:00
抗がん剤調製
抗がん剤は強力な薬剤であり、調製する薬剤師にも影響が出る可能性もあります。クリーンルーム内にある安全キャビネットを使用して、暴露しないよう気をつけています。
- 13:00
監査
同僚が調剤した薬を監査。ドクターからの処方箋と照らし合わせ、服用量や薬の形状などにも注意してチェックします。
- 16:00
払い出し
監査した薬を病棟の患者さんに配布。その際に、どんな薬なのか、どう服用するのかを説明していくのも薬剤師の大事な仕事です。
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