■ この仕事を選んだ理由は?

日常を取り戻すお手伝い
誰かの役に立てる仕事

誰かの役に立ちたいという思いが強く、医療関係の仕事に就きたいと考えていました。リハビリテーションを専攻したのは、 もともとテニスをしていて身近だったからです。体の機能をリハビリする理学療法士と、 普段の生活に戻るためのリハビリをする作業療法士。どちらも魅力的で悩みましたが、患者さんが好きなことを通して リハビリを行う作業療法士のほうが、自分のやりたいことに近いと感じて決めました。
理学療法士が行うリハビリは主に、体を動かす基本的な動作。作業療法士が行うリハビリは、着替えや食事など、 家に帰っても楽しく生活できるようにするためのリハビリです。体だけでなく、今まで出来ていたことが出来ないことへの ショックにも一緒に寄り添って考えていきます。

■ 仕事のやりがいについて

これからを楽しく
生きるために
人生からリハビリを考える

出来ていたこと、出来て当たり前のことが出来なくなるショックはとても大きいんです。料理が出来なくなったり、 着替えることが出来なくなったり…体の機能的には問題がないのに出来ない。落ち込む患者さんは本当に多いです。
少しでもそのショックを解消できればと思い、私は患者さんとコミュニケーションを取ることを大切にしています。 患者さんが以前なにが趣味だったのか、今なにが出来なくて落ち込んでいるのか。ゆっくり今までの生活や趣味の話をして、 その人がその人らしく生きるために必要なことを考えます。なぜこの人にこの作業が大切なのか、しっかり考えないと意味のないリハビリになってしまいますから。
患者さんが家に帰ってからも、リハビリを続けられていることを知ると「一緒に頑張ってよかった」と実感します。

■ 職場の雰囲気は?

尊敬できる先輩と同僚
気さくで明るい職場

新横浜リハビリテーション病院では、私のような作業療法士だけでなく、理学療法士と言語聴覚士が治療につきます。 2担当制で、先輩や後輩と組んで業務に臨みます。先輩たちはそれぞれ、患者さんのために信念を持って仕事をされていますし、 みんな気さくで話しかけやすいですね。体のことを重視する先輩、日常生活を考える先輩、そして生活の質を高めることを重視する先輩。 私も後輩にこんな道があると示せるような、そんな先輩になりたいと思っています。悩んだこと、分からなかったことなどを相談しやすい環境を引き継いでいきたいです。
グループ全体で作業療法士は、100人以上いますが、合同の食事会や先輩同士の交流などで気軽にコミュニケーションを取っています。 勉強会なども頻繁に開催されており、学ぶ機会はたくさん用意されています。

■ 今後の目標は?

さらに患者さんへ寄り添う
認定作業療法士へ

YMGは近隣に医療施設が多いので、病院や施設同士の連携が円滑。出向の制度もあり、他の施設に1年間お世話になることもできます。 回復期だけでなく、急性期の病院や認知症専門病院、老健施設での経験も積めるのです。自分の知識がなければ患者さんに 良いリハビリを行えませんから、視野を広げながら勉強できるのは将来のキャリアにも有利だと思っています。
まだまだ患者さんに教えられることも多いです。特に、患者さんと同じ趣味を持っていたりすると交流のキッカケにもなるので、そちらも勉強していきたいと考えています。
今後は先輩に相談しながら、広い目で見て患者さんに合わせたリハビリを行える作業療法士になりたいと思います。後輩も増えますので、気軽に話せる先輩になるのも目標です。

08:30

カルテチェック

出勤してすぐ、前日に患者さんが行ったリハビリや夜勤帯の病状を確認。痛みや病状の悪化がないか、また寝る環境の確認などを行います。

09:00

リハビリテーション

ガーデニング好きの患者さんのために病院の庭に出て、花壇に向かいます。きれいに咲いた花を眺めながら会話が弾みます。

14:00

カンファレンス

今日はカンファレンスのある日。患者さんの検査結果を共有し、主治医と今後の治療方針を考えます。ここでリハビリを終え、帰宅が決まる患者さんもいます。

業務終了後

勉強会

事務処理が終わった後は、勉強班主催の勉強会に参加。より良いリハビリのために自己研鑽は欠かせません。

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STAFF INTERVIEW

スタッフインタビュー