■この仕事を選んだ理由は
機械が好きだったので
祖父と同じ道に
母方の祖父が同じく診療放射線技師をしていたので、母親から薦められました。祖父が
働いている姿は見たことはなかったのですが、母親からいつも話を聞いていました。昔
から機械を触ることが好きだったこともあり、こういう仕事もあるのなら勉強してみよ
うと思ったのが始まりです。
そして、祖父と同じ放射線技師専門の大学へ進学。私が大学に入学したタイミングは、
原子炉の事故が発生した年でした。そのことが放射線に更に興味を持つきっかけにもな
りました。放射線を学ぶ学校の中で一番歴史が古く、その分野に詳しい先生が多くいら
っしゃったので、しっかりと学ぶことが出来ました。
■ YMGで働くことを決めた経緯
女性の放射線技師がいて
医師との距離が近い
関西の大学だったので、そのまま関西の病院に就職という道もありました。しかし、
毎年1回横浜で放射線技師の学会があること、そして関東の方が勉強会も多く、最新の技術
を学べて自身のレベルアップに繋がると考えたからです。
私は病院を探す上で大事にしていたことが2つありました。1つが女性の放射線技師が病院
にいること、そして2つ目は放射線技師と医師との距離が近いことです。菊名記念病院には
実際に育休に入られている先輩がいたので、男性スタッフの理解もある良い環境。放射線の
画像診断を担当してくれる常勤の医師3人と技師との距離が近かったのも決め手でした。
■ 普段の業務と今後の目標
当直が出来るように
積極的に勉強中
診療放射線技師は、医師およびその他スタッフと協力しながら検査をするのが主な仕事です。
レントゲン、CT、MRIの撮影のほか、女性特有のマンモグラフィーを撮影。特殊なところでは、
心臓の血管を診るカテーテル検査の補助も放射線技師が行っています。
入社4年目の私は、レントゲンとマンモグラフィー、CTの撮影を担当。この職種は、大学で勉強し
てきたことがそのまま活かせますので、入職後に大きなギャップはありませんでした。しかし、
卓上での勉強とは異なる部分もありますので、先輩の仕事ぶりを参考に教科書にのっていない撮影
を学んでいます。
今後の目標は、まず当直が出来るようになること。MRIの撮影が出来ないと、当直を担当すること
が出来ません。また、放射線機器が更新されるなど学ぶこともたくさんあり勉強会などに積極的に
参加して、緊急の病気を見過ごさないような放射線技師になれたらと思っています。
■ 職場の雰囲気とやりがい
先輩との距離感が近く
憧れの存在
YMGは全体的に先輩との距離感が近いのが特徴。皆さん仲が良くて、人に恵まれているなと いつも思っています。入社1年目に一人で撮影をしていた時に、更衣室でガタンと音がして駆 けつけると、患者さんが倒れていたんです。経験が浅かった私はその状況に焦ってしまい、昼 休み中の先輩に助けを求めました。そうすると、すぐに対応してくれて、こういう先輩になり たいなと思いました。
今では私にも3人の後輩がいます。マンモグラフィーを教える時はマンツーマンになりますので、
出来た時にはしっかりと褒めようと心がけています。
日々の仕事の中では、やはり患者さんの笑顔に癒されます。患者さんが退院されたなどの情報を
得た時は私の業務が少しでも患者さんの回復の役に立てているんだと実感でき、モチベーション
になっています。
- 08:00
機器立ち上げ
出勤後にレントゲンやMRI、CTなどの機器の電源を一度落としてから再起動する という作業を、30分~1時間行います。その日の担当は、休憩室に提示された表で確認いたします。
- 09:00
病棟呼び出し
- 病棟の患者さんの中で、撮影予定の方を呼び出します。看護師やヘルパーが病棟から患者さんを 移動し、順番に撮影を行います。
- 10:00
病棟・外来撮影
- レントゲンやMRI、CT、カテーテル、透視撮影など、病院全体での撮影は多い日で200件ほどあります。
- 12:00
昼休み
- 診療放射線技師の先輩や後輩と一緒に昼食タイム。お互いのコミュニケーションをはかる絶好の機会です。
- 13:00
病棟・外来撮影
- 午後からもその日に担当する持ち場での撮影が続きます。
- 17:00
清掃
その日の撮影が終了したら、撮影室をきちんと清掃してから退勤します。
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